うつ病改善はプロへの相談が解決の第一歩

私が大学生の時、母はうつ病になりました。
きっかけは近所の知人が、自宅に入ってきた空き巣と鉢合わせになったという話を聞いてから。
もともと繊細な性格でしたが、恐怖心から戸締りに固執したり犬の散歩の人と目があうと「空き巣じゃないか」とおびえたりといった様子。

次第に憔悴して家事ができなくなり、原因不明の体の痛みが出てなにもできなくなってしまいました。
父は隣の県の実家の家業を継いでおり、自宅には週に2日しか帰っていなかったのですが、ついに母が私や高校生の弟まで「あなた達も空き巣の仲間じゃないのか」と意味不明なことを言い出したことと、母の自殺の危険もあったため、父の実家(田舎でよい環境です)に母を住まわせながら様々な病院を訪ねました。

自宅では大学生の私と高校生の弟2人だけで暮らし、心細いものがありましたが、いつか完治すればと願って待っていました。
その後、重度のうつ病であることがわかり、合った薬が見つかったことで、半年ほどで劇的に改善。
トータルでの闘病は3年ほどかかりましたが、今では母は健康そのものです。

なるべくそばにいようと母に寄り添ってくれた父の判断に感謝しています。

※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。

※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.