主人は元々俺様的な発言が多い人ではありました。
付き合っている時は男性はそういうものだろうと思っていましたが結婚後に何かおかしいと気づき始めました。どんな些細な事であっても自分は悪くないと主張し、自分は特別という感覚を押し付けてくるのです。
まるで、自分以外の人間は人間として存在することすらダメであるかのような主張を平気でしてきます。
私は結婚してからどんどん自分がダメ人間なのではないかという思いが強くなっていきました。自分がウツになりかけているのだろうかと思った時ネットや本でふと見かけた言葉が、
「自己愛性パーソナリティ障害」でした。定義を読んでいくうちにどうも主人の普段の言動がほぼあてはまる事に気が付きました。
そして主人に振り回された結果ゆえに自分が気持ちが落ち込んできていたのではないかと思いました。家族が傲慢な言動に振り回されるのは病気ゆえに仕方無い事とわかっただけでも、
時間はかかりますが気持ちの切り替えのきっかけにはなります。しかし不健全な自己愛ゆえと知ってしまった以上は性格の不一致で離婚という考えを持つことが難しくなったのも事実です。
理由が病気であるならある意味本人に責任が無くなってしまいます。腹をくくって主人の病気に向き合っていくことしかできませんが、
家族の在り方を見つめ直す機会ととらえていこうと思っています。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
