今まで知らなかったのですが、うつ病&双極性障害でも
障害年金が受給できるとのことで、早速申請について調べてみました。なぜ、障害年金2級なのか
障害年金については、加盟している保険によって2種類に別れます。
厚生年金に加入している人については、
1級〜3級まであり、例えばサラリーマン家庭の主婦の方でも
条件に当てはまれば申請できます。一番、障害が軽い3級の条件としては、
「アルバイトで、週2〜3日くらいなら働ける程度」が目安ですが、
当然、うつ病でそれ以上働けないという事が前提です。しかし、国民健康保険の場合は、1級2級しかなく、
厚生年金である3級のような障害が軽い条件がなく、
いきなり2級からなのです。1級については、もうほぼずっと入院か在宅介護レベルで、
私の妻は一時期入院したにせよ、そこまで重くはないので、
必然的に2級での申請を考えました。2級を申請する程度としては、
「1人では生活が困難」「料理も一人で考えて献立を立てられない」
「仕事(アルバイト)をしたくてもできない」という事なので、
申請する程度と言えば程度です。しかし、妻の場合は双極性障害なので、
気分がハイな状態の時は、1人で何でも行動してしまうので、
そこをどう判断されるかが微妙ですが、
今までに何度か自傷行為や自殺未遂、家出もしてますし、
入院もして、家事や育児はほとんど自営業である
私がしてるので、何とかなるかもしれないと考え、
妻にも話したところ、申請するだけしてみようという話になりました。障害年金2級でいくら受給できるのか
実際に受給できた訳ではないですが、
ネットで調べる限り、2級ですとMAXで〜18万円程度らしいです。まぁ、1人で生活ができない事を考えると
最低限の生活をするにあたっての金額と言えば妥当ですが、
それに加えて、私のような自営業の家庭では
国民年金保険料も免除になるようです。これはかなり大きい金額で、
MAXの金額でなくても、いくらか受給されるだけでも
精神的に経済面でそこまで不安視する必要もなく、
支える側としても、精神的な余裕が生まれて来ます。厚生年金受給者が申請できる中で最も軽い3級についても
〜6万円程度と言われていますが、アルバイトなどをできる状態である事を
加味すれば、妥当な金額かもしれません。障害年金を申請できる条件
まず、当然のことながら「うつ病」または「双極性障害」と
医師から診断される必要があります。ただし、初診〜申請までの期間は1年半経過していないと申請できないらしく、
私の妻は既に5年経過していたので、最初かかっていた病院ではカルテは保存されていなかったので、
2番目に通っていた病院で申請書について相談する事となりました。妻は最初はうつ病と診断されていましたが、途中で双極性障害だと気付き、
その後入院などもしており、現在通院している病院も2番目、入院した病院とも異なるので、
やや不利な状況とも言えるらしいです。というのも、申請可能まで1年半〜というのは、
病気の経過を観察して、医師が正確な判断を下す、という名目らしいのです。しかし、今さら過去にも戻れませんし、入院はどこの病院でもできる訳ではないですし、
引越に伴い、病院を転院するというのは致し方ない事と思いましたので、
一応、近所の年金課にも相談してみました。また、「障害年金」という名が付くくらいですので、
国民年金か、厚生年金の支払いを滞っておらず、
全体の2/3以上をきちんと収めていないと申請できないようです。うつ病での障害年金の受給はハードルが高い
身体的に見える障害ではない、うつ病や双極性障害については
心の病なので、受給のハードルが高いようです。また、申請したからと言って、すぐ受給できる訳ではないようです。
審査期間で数ヶ月かかるらしいですし、
審査基準も厳しいらしく、あんまり期待しない方が良いとの話でした。個人的にうつ病患者を毎日目にして、一緒に生活している身から言わせてもらうと、
きっと、誰かが申請の後押しをしてあげないと、1人ではきっと気を使ったり、
悲観して申請自体も諦めてしまう人も多いんだろうなと思います。こういう状況を知れば知る程、昨今の生活保護費の
不正受給には激しい怒りを覚えます。とりあえずは、申請の準備の段階なので
これから実際に申請を行い、受給の可否についても
発表していきたいと思いますので、もしこの記事を見て
障害年金について申請できるくらいの症状であれば
検討されてみてはいかがでしょうか。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
