うつ病の夫にかけた言葉は「のんびり休んでいいんだよ」

結婚して1か月も経たないうちに夫が過労で倒れました
診断はうつ病とのことでした。私も彼も30歳手前。
まさか夫がうつ病になるなんて想像もしていませんでした。

両家の両親に相談、病院の先生の話を聞きに行く、
薬は忘れずに飲んでもらう、会社を休職するように会社と話をしてもらう…。

一番、効果があったのは、言葉でした。
会社を休んで後ろめたい気分の夫は、なんだか辛そうにしていないと
休んでいてはいけないという思い込みがあったようです。

だから、辛そうな雰囲気を出すんです、
辛くない時も。

思わず「せっかくの休みなんだから、気を遣わずに、のんびり休んでいいんだよ?」と言ったら、
夫の顔が急に柔らかくなりました。

「嫌いにならない?」
「ならないよ、先生がしっかり休んで、気分転換しなさいって言ってたでしょ」。

それから、夫はすごく元気になりました。
休みを満喫したせいか、復帰もできました。

ハラハラしたけれど、見守る家族も、急がば回れだな、と思いました(笑)

※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。

※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.