うつ病と言えばネガティブなイメージが先行しますが、
自分はうつ病であるとカミングアウトする人間に私は会った事がありません。結果、うつ病だったと後で気づくのです。
自分の身近な人間が自殺した時になぜ自殺したのかと
原因を探すとそこにうつ病という結果が存在しました。しかしその身近な人間は、全く病んでいるような感じはしなかったのです。
いつも明るく、仕事にも熱心で友達も多い人物でした。いつも明るくうつ病であるという感じは
本人すらも感じていなかったのではないでしょうか。
悩んでいるといった話は少しも話しませんでした。それなのに自殺してしまったその原因であるうつ病は、
突発的な自殺願望すらも引き起こしてしまう事に気付きました。それではどうやってそれに気づけばいいのか
はっきり言って改善策が見当たりません。しかし私は、自分自身も含めて、このうつ病体験を経て
うつ病が誰にでもいつでもどこでも起こり得る事である事を自覚しました。自分自身においては、うつ病だと気付けた時には
すぐに病院に行き、うつ病治療を開始する事が大事であると感じますが、
家族や親戚、友達においては日常的な会話が最も大事であると感じました。それはうつ病を意識し、前提として持っておく事で
常日頃からこの事を頭に入れて、人と接する事です。そうする事で異変に気付きやすくなり、
結果うつ病予防に効果的だと考えています。完全に予防できるとは今の段階では言えませんが、
それ程、まだ完璧な改善方法がないのだと考えて、
自分自身の予防として実践しています。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
