長い目で見てみると、うつ病もすこしずつ良くなっていると思える

40代の主婦で子供が3人、自分がうつ病です。
私の場合、うつ病との付き合いはもう10年以上になります。

有り難い事に夫がとても理解があり、家事を含め日常の殆どを頑張ってくれているので、何とか今日まで夫婦として家族としてやってこられました。
気分の乱高下の波が激しいので、夫からは「毎日地雷原を歩いている気分だよ。」と言われています(苦笑)

この10年間、日々の自分を考えるとなかなか状態が良くならないので、「もしかすると私は一生このままなのか。これ以上生きていても意味が無いんじゃないか。」などと極端に悲観的に考えてしまいますが、そんな時に夫は決まってこう言います。

「昨日と今日を比べても違いなんてあるわけないよ。でも、1年前、5年前、10年前を考えてみてごらん。あの頃と比べたら随分と良くなっているよ。だから大丈夫。」

確かにその通りなのです。
ひどく落ち込んだ時などは特に、物事の捉え方の視野がとても狭くなってしまうのですが、もっと長い目で見てみると、こんな私でも少しずつではありますが良くなってきていると思えるのです。

※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。

※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.