高校生の時に、私は鬱病になりました。
当時私は、とにかく自分の居場所がどこにもないように感じて、
この世から消えてしまいたかったです。何もやる気が起きないし、周囲の人は、友達も、家族でさえ、
きっとこんな私のことは疎ましく思っているのだろうとしか思えませんでした。鬱病になった原因は、険悪な雰囲気の家庭で、
両親の不仲さをずっと支え続けていたことと、
学校で男子に馬鹿にされる一言を言われたことがキッカケで、
私はもうダメだから死にたいと思うようになりました。何を食べても美味しくないし食欲も失せて行き、どんどん痩せ細っていきました。
父と母の不仲は相変わらずでしたが、学校へ行かなくなったことで安心もしましたが、
逆にもうこんな人生はいらないと、絶望のどん底でした。リストカットもオーバードーズもしてしまいました。
しばらくそのままの状態で過ごしていたのですが、
18歳の時に私が好きなデザインや漫画系の専門学校へ
父が行かせてくれるという話になりました。私は外の世界へ出ることも不安でしたが、好きな分野を学んでいくにつれて、
いつしか生き生きと暮らせる状態に戻っていきました。専門学校へ行かせてくれた父に感謝しています。
今では結婚をして子どもも居るので、
これからも頑張って生きていきたいです。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
