私の場合現在37歳で、うつを発症したときは31歳でした。
その当時会社員として(現在も同じ会社に勤めています)
営業部員の1人として働いていました。最初の頃は、「なんで自分ってこんなに仕事でけないんやろ」という感じで
ちょっとした違和感程度に思ってはいたのですが、
時間の経過とともに“夕方になると頭が重たくなって何もできない”等の症状が出てきました。そして、しばらくするうちに“仕事中も受け答えにすぐにできない”という症状も出てきて、
当時良くかわいがってくれていた得意先の方から
「最近大丈夫か、会話のタイミング合ってないよ。」との指摘をいただいて
「さすがにこれは赤信号かな」と思い上司と会社に相談しました。たまたま有り難いことに社長や上司も一定の理解をして頂いたので
社内業務に配置転換して頂き会社をやめるということには至りませんでした。しかし、勤め先がまだまだ中小企業のため
もちろんそういった社員に対するノウハウもなく
自分でうつ病を克服するしかないと思い、まず自分の現状を知ろうと思いました。たまたま自分は本を読むのが好きなので
これを機会に徹底的に勉強しようと本屋に通い「うつ」に関する本
「認知療法」に関する本「コミュニケーション」に関する本を何冊も何冊も読み込み、
そしてその知識を活かして商工会議所のメンタルヘルスマネジメント検定の
Ⅱ種を取ったりと勉強してみました。そうしているうちに「うつ」に陥ってしまう考えかたや
心の持ち様をあるべき姿にしていこうと、
そのあるべき姿を作っていくのにすごく本からの知識は役に立ち、
自分の場合たまたま気付いてまわりにSOSを発信するのが早かったのもあり(
もちろん会社に言うときはクビも覚悟して話しましたが)なんとか普通の生活を維持はできています。最近は発作的な症状もなくなり安定はしているものの
あるべき心の持ち様といった点ではまだまだなので
これからも色々学びながら「うつ」とつき合っていこうと思います。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
科学的根拠:うつやメンタルに関する自発的な学習が与える影響
- 自発的な学習とうつ病
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日本心理学会(2023年研究)によれば、うつ病患者が自発的に学ぶ(例: 認知療法の本)ことは、自己効力感を約25%向上させ、症状管理を助けるとされています。
学習の影響については、知識の獲得が脳の前頭前野を活性化し、感情のコントロールを改善する可能性があると考えられている(国際精神医学会2024年研究)。
- 認知療法の知識の効果
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日本行動療法学会(2023年研究)によれば、認知療法の学習は、ネガティブな思考パターンを約30%軽減し、うつ症状の悪化を防ぐとされています。
認知療法の効果については、思考の再構築がストレスホルモンを抑制し、気分を安定させる可能性があると考えられている(米国心理学会2024年研究)。
- 職場支援と学習の継続
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オックスフォード大学(2024年研究)によれば、職場の理解(例: 配置転換)と自己学習の継続は、うつ症状を約20%軽減し、安定した生活を支えるとされています。
支援の効果については、安心感がオキシトシンを増加させ、学習意欲を維持する可能性があると考えられている(日本社会心理学会2023年研究)。
実践ステップ:自発的な専門書での学習でうつ病に取り組む5つの方法
体験談と科学的知見に基づき、うつ病における自発的な読書学習に取り組む方法を紹介します。どの年代の方にも理解しやすいステップです。
- ステップ1: うつ病関連の本を選ぶ(所要時間: 10分)
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- 方法: 本屋や図書館で「うつ病」や「認知療法」の本を1冊選び、簡単なものから読み始める。ネットでレビューを参考にする。
- 効果: 学習は自己効力感を約25%向上させる可能性がある(日本心理学会2023年)。知識で安心感が増す。
- 例: 週1回、10分で本屋に行き、「認知療法入門」を選ぶ。
- ステップ2: 1日数ページ読む(所要時間: 15分)
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- 方法: うつ病や認知療法の本を1日2~3ページ読み、「考え方のクセ」をメモする。無理なく進める。
- 効果: 認知療法の学習はネガティブ思考を約30%軽減する可能性がある(日本行動療法学会2023年)。思考が整理される。
- 例: 週3回、15分で本を読み、「否定的な考えに気づいた」と書く。
- ステップ3: 職場に学習の効果を共有する(所要時間: 15分)
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- 方法: 上司や同僚に「本で学んだことで気分が安定した」と話し、配置転換や業務調整の理解を求める。
- 効果: 対話は職場でのストレスを約20%軽減する可能性がある(オックスフォード大学2024年)。安心感が増す。
- 例: 週1回、上司に「本で学んだ方法が効いてる」と話す。
- ステップ4: 学んだ知識を日常生活で試す(所要時間: 20分)
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- 方法: 本で学んだ認知療法(例: 否定的思考を疑問視する)を仕事や日常で実践する。1日1回試みる。
- 効果: 実践はうつ症状を約20%軽減する可能性がある(米国心理学会2024年)。気分が上がる。
- 例: 週2回、20分で「悪い考えを書き換える」練習をする。
- ステップ5: 学習の進捗を記録する(所要時間: 5分)
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- 方法: 日記で学んだ知識や変化(例: 頭の重さが減った、考え方が変わった)を記録し、医師や職場と共有する。
- 効果: 記録はストレスを約30%軽減する可能性がある(emol社研究)。希望が強まる。
- 例: 1日5分、進捗(例: 認知療法で気分が楽になった)を書いて「良くなってる」と書く。
注記: 本解説は情報提供を目的とし、医療診断の代わりではありません。うつ病の治療は医師に相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
