うつを無理に治すのではなく、うつと上手に共存していく事を選びました

私はうつ病になって本当に良かったと思っています。
おそらく今現在も、うつ症状は残したまま生きています。

どんな事でもそうなのですが、
流れに逆らって生きるというのはとても摩擦が起きて疲れてしまいます。

だから私は、自分がうつ病になるのは生まれた時から決められていた流れなのだと、
受け入れるようにしました。

頑張り過ぎた反動でいつもうつ症状に陥るので、これは頑張った証なのだと思うようにもしました。
そして、そんな時は自分で自分に「今日くらい休んでいいんだよ」って語り掛けるようにしています。

それでも動いて無理をしてしまうのですが、
心の中で自分を肯定してあげる事はとても大切だと思いました。

うつを無理に治すのではなく、うつと上手に共存していく事を選びました。
不思議なもので、私の周りにもうつ病の人がたくさんいます。

おそらく同じ波動なので互いに引き合うものがあるのだと思います。
自分が辛くても、私は周りのうつ病の人達を励ますようにしています。

後で症状が緩和された時に、みんなから言ってもらえる「ありがとう」の言葉に、
私もとても救われますしその言葉がなくても、感謝されたくてしている事ではないから、いいのです。

何が何でも前に進みたいと願っている人にはもっと頑張れ!って応援しますし、
全ての事に疲れ切っている人には、もうそれ以上無理はしないで・・・と声をかけます。

その人が今、一番欲しい言葉を贈ってあげたいです。
もちろん自分も辛い時があって優しい言葉をこれでもかって位かけてもらいたいと思う時があります。

調子のいい事を言えば、今、みんなを励ましていれば、
私が辛くなった時は、みんなのうちの誰かが私を励ましてくれる
、そう信じています。

だから、情けは人の為ならず、これを日々実行するようにしています。

※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。

※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.