会社の方針が変わって、私の所属する部署は解散することになりました。
今まで同じ部署だった気心知れた人達はいろんな部署へ移動となり、
移動先の仕事が合わず、次々と退職。私は解散した部署の責任者だった為、退社した人達を守れなくて申し訳ない
という気持ちで押しつぶされそうになりました。そんなストレスもあったせいか、体臭が酷くなり、
社内の人達から迷惑がられて、私も会社へ居づらくなりました。会社を休みがちになって、神経科へ。
まさか自分がうつ病になるなんて・・・。どこへ行っても「臭い」と言われ続けることに耐えきれず、
毎日相談し続ける私に妹は応えつづけてくれました。ニオイを改善する為に、母が気遣ってくれて、野菜や果物の量を増やしてくれたり、
洗濯の際にも細やかな心遣いをしてくれました。父は私を元気付けようと外へ連れ出そうとしてくれました。
家族が支えてくれても、会社で9時間「臭い」と攻撃的に言われ続けると心が折れて、
胃が痛すぎてベッドから出れないほどのダメージを受けることもありました。私の心が折れて部屋に引きこもっても、家族は相変わらず私を支えようとしてくれます。
私のことを本気で思ってくれる家族のオモイに応えたい・・・けど、
会社で攻撃的に「臭い」と言われると思うと、胃が・・・。そんな葛藤と戦い続けるうちに、
医学的に異常が認められないニオイだから気にしても仕方ないと思えるようになり、
ニオイを気にしなくてもよさそうな別の職種にチャレンジしてみようという気持ちになれました。30歳を過ぎて新しいことにチャレンジするのはとても勇気が必要ですが、行動あるのみ!
やるしかないし、やらないと生きていけない!きっと自分に合った職場を見つけられるし、見つけられるまでチャレンジすればいい!
私はヒトリじゃない!と自分を奮い立たせて、家族にも支えられながらなんとか前進できました。
うつ病になって家族が自分をどれだけ大切に思ってくれているかが分かったのでよかったです。私も家族を支えられるような人になろうと思いました。
家族の絆ってすごいですね。
心から感謝です。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
