うつ病で闘病1年の妻と二人暮らしです。
うつ病で弱り切ってしまった妻は、
ひどいときは自力でトイレにいくこともままならず、
私は抱っこして妻をトイレにつれていくこともしばしばです。始めの頃はトイレすら一人で行けないことにひどく落ち込み、
「死にたい」と口走ることもありました。付き添われるのが恥ずかしいだけなら
オムツをつけてもらった方がいいのかもしれませんが、
やはり抵抗はあるでしょう。それよりも私が傍についていたほうが、
妻も人のぬくもりに触れられて安心するのではないかと思い、
妻がトイレに行きたがる素振りを見せたら「連れていってあげるよ」
と私の方から声を掛けるようにしています。「ごめんなさい」と仕切りと妻は謝りますが、
「愛されてる証だと思って喜んで」と、必ずフォローしています。もちろん、うつ病になんかならない方が幸せです。
でも私は妻のことを愛していると心から思える生活を送れることが、
この暗闇のなかで燦然と輝く希望のように思っています。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
