32歳男性です。結婚して4年、現在子供2人の4人家族で暮らしてます。
家族は暖かく、とても幸せな家庭です。1年前、職場の転勤を機に上司も変わり、
仕事が思うように出来ない環境に変わりました。
収入も減りました。普段あまり小さな事では悩まない前向きな性格なので
そのような環境の中でも頑張っておりました。仕事では毎日上司に仕事で注意やお叱りを受け、
家では生活費の問題もあり、私の気づかないところで
自分の精神状態が徐々に乱れていたようです。最近では休みの日は外出する事はなくなり、
一日中寝て過ごしてしまうようになってしまいました。何となく無気力になり、大好きだった車の趣味も興味が薄れてしまいました。
最初は仕事での疲れなのか、年をとったのかなどと思い、
体を休める事に専念しているつもりでしたが、
徐々に精神的な問題であると気づき始めました。嫁や子供達にも心配させてしまっているようでした。
会社でも同僚から私の異変に気付き、心配して声を掛けてくれる人が増えたようです。ある日、会社の人間に、「あなたはうつ病になりかけている可能性があるから
早めに医者に診てもらったほうがいい」と言われました。私としてはうつ病など私にとっては縁の無い話だと思っていたのですが、
詳しい医者を紹介されたので休みの日に伺う事にしました。色々丁寧にカウンセリングを兼ねて話を聞いて頂いて、
私は軽いうつ病になっていると言われました。うつ病は私のような楽観的な人間でもかかってしまうようで、
放っておくと更に病状が悪化してしまうということだった。翌日、会社でうつ病と診断されたという話を同僚にしたところ、
会社でその話が広まった。上司の耳にも入ったようで、上司が急に優しくなった。私のために良かれと厳しく指導してくれていたのだと思うが、
私の精神状態を圧迫してしまったという負い目を感じたという。会社の周りの同僚達も仕事の負担を軽くしようと手伝ってくれたりして
申し訳ない気持ちとうれしい気持ちがあった。休みの日は寝ているだけの日々が続いていたが、それでいいそうだ。
医者から、うつ病になったら出来るだけ自分の好きな時間に
自分の好きなことをすることがいいと教わった。自分が寝たいと思ったらずっと寝てたらいい。
外に出たくなったら出ればいいということだ。休みの日に1回もどこにも行かないともったいないという考えは自発的な考えでなく、
強制的な自分への負担となりえるのでまずは空いた時間は自分の好きなことに専念するといいそうだ。又、私の場合であるが、仕事による上司や仕事内容による変化。
環境によってうつ病になりかけてしまった。自分がうつ病であるということを周りが知ったことで
環境が改善するという事もある。現在はストレス社会とよくいうが、今回自分が身をもって体感した。
知らないうちにストレスを受け、精神をむしばんでいるのだ。おかしいと思ったら、早めに医師に相談し、
周りの人間に話して見るといい。又、睡眠時間をしっかりとることで体の健康を維持する事をお勧めします。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
