3年前母がうつ病で入院しました。私は結婚して家を出ていたのですが、定期的に母から電話がかかってくるので、近況報告などをよくしていました。ところが1ヶ月くらい母から電話がかかってこず、気になってこちらから実家に電話をかけてみると父が出て、「お母さんは?」と聞くと「うつになって入院した」と言われショックでした。
きっかけは風邪が長引いたことです。そんなことでうつ病になるの?と驚きましたが、母は趣味など夢中になって楽しめることがなく、気持ちの切り替えがうまくできず気分転換も下手なので、体調が悪いという不安ばかりで頭がいっぱいになってしまったようです。神経質に1時間おきに体温を計り、上がった下がったと騒いでいたそうです。
孫でもいたら世話をやくのに夢中になって病気も治るかもしれない。私も結婚して5年が経っていてちょうど子供が欲しいと思っていました。タイミング良く妊娠し、たまたま回復する時期だったのか、まだ見ぬ孫のおかげかはわかりませんが、その後順調に回復し、戌の日のお参りや出産の時に、父と一緒に来てくれて嬉しかったです。
うつ病にならないために、なんでもいいから夢中になれる楽しいことを見つけて、上手に気分転換することは有効なのではないかと思います。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
