わたしは今、46歳の女性です。
今でも完治していない(うつ病かどうかも定かではない)ですが、
在宅やたまに外で働いています。今は自宅で両親と暮らしています。
7年前の話ですが、その頃勤務していた職場でショックなことが起き、
うつ病の症状が出ました。その頃は団地の5階に住んでいましたが、
下に落ちそうな気がして恐怖を感じたり、外に出て人とかかわることが怖くなり、
スーパーに買い物に行けず、近くの無人スタンドで野菜を買って、
野菜と米ばかり食べたり、夏に汗を大量にかいたこともあり、
1ヶ月で10キロくらい体重が落ちました。なんとかしたいとうつ病治療のために心療内科に行ったのですが、
先生も親身な方とそうでない方がいて、
そうでない方は行っても話をそのまま受けてはくれず、
あなたが悪いというような話をし、薬を処方するだけでした。はじめのうちは、ふとんに入っても眠れないので
睡眠薬があって良かったと思いました。1ヶ月経っても症状は改善せず、仕事にも出られなくなり、
10年ぶりに一人暮らしから実家に戻りました。最初のうちは違和感がありましたが、
やはり言いたいことを言える人がいるのは安心感がありました。うつ病の方にとっては、そういう場所があるのは
非常にありがたく、うつ病克服には大切なことだと思います。
家族の方にとっては、大変でしょうが。引っ越してからもしばらく以前の心療内科には行ってたのですが、
あまり症状が変化がないと話したところ、少し薬を強めに処方されました。それを飲んだところ、朝、5時頃たまにウォーキングしに行っていた
(人があまり歩いていないので)のですが、薬を飲んだ翌日歩いたら、
相当年配の方のように半歩ずつしか足が出なく、たまたま歩いてた60代くらいの方に笑われ、
これは危ない、とすぐに薬を飲むのをやめました。多分、副作用だったんだと思います。
やめても特に症状は変わっていないので、
それ以降は薬を飲んでいません。薬はいきなりやめると症状が悪化すると書いてあったりしますが、
わたしは飲んでいた時期が半年くらいだったからか、特に問題なかったです。わたしの場合、好きなことに熱中している時、
人との会話に夢中になっている時には、
そのような症状があるのを忘れる瞬間があります。以前、そのような症状が出る前、
ゴスペルのコンサートに出演したのですが、
ふだん会社をうつ病で休んでいた同僚が聴きにきてくれました。多分、ストレスを感じないことならば、
ある程度、外出したり気分転換するのも薬になるのだと思います。あせらず気長につきあっていきたいと思います。
うつ病は、今までの自分を振り返るいい機会であるかも知れません。仕事に追われていたけれど、
立ち止まらなくてはいけなくなり、
このままの価値観を続けてていいのか考えなさい、と
神様に考える機会を与えられたという気もします。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
