やさしくてしっかりものの母親がうつ病になった時の
うつ病克服体験談です。父親は自分勝手で家族のことには無関心な人でした。
そしてすごく世間体を気にします。私は就職浪人だったので
父親にいつもガミガミ言われていてすごくうんざりしていました。そんな私をいつもやさしく支えてくれた母親にも
いつも冷たく当たっていました。そんな母親が突然うつ病になり、
家族関係は今よりも大変な状態になりました。うつ病治療により、薬を毎日飲まないといけない母親から
薬を飲んだことも忘れてしまい不安になり
こんな自分が嫌だと自殺をはかろうとしたことが何度もあり、
母親を一人には出来ないと、就職活動をしばらく諦め、
母親の看病に付きっ切りの日々が続きました。母親の看病をしているうちに思いました。
私は今まですごく母親にいろいろしてもらったんだな、と。沢山感謝しないといけないのに、いつもそれが当然の事と思い、
冷たく当たったりした事を心から反省しました。そんな母親の看病につきっきりな私をみて
父親も思うところがあったのか、少しずつ看病に協力的になってくれ、
家事を手伝ってくれるようになりました。家族の協力と毎日の抗うつ薬によるうつ病治療で
何とか母親もうつの状態から回復に向かってきて、
今は私は就職活動も少しずつ出来るようになりました。やはりうつ病克服には毎日の薬による治療も必要ですが、
それを支える家族が、どれだけ理解し協力的になれるかに
かかっているのではないかと思いました。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
