私は、抑うつ状態から、不安障害、うつ病と診断されて、2年が経とうとしています。
うつ病と言えば、一般的に簡単に言うと「気分が滅入る」「ひどく落ち込む」など、
精神的に症状がでるのをイメージされると思います。私の場合は、実は、「気分が滅入る」ことや「ひどく落ち込む」といった精神的な症状は、
全くと言っていいほど、ありません。症状は、身体的なもので、「肩こり」はもちろん、全身が突っ張る(硬直)感じが常にするのです。
だから、周りから見れば、ただの「1(いち)健常者」にしか見えない思います。そんなのリラックスすればいいのでは?とお考えになるかと思いますが、
それが自分では、調整できない状態で、無意識のうちに症状がでてるのです。頭では、何か外出や何か行動をしようとする、寧ろ「したい」と思うのですが、
色々な行動を行おうとすると、体に症状がでてしまい、うまく行かず、
すごい、歯がゆい思いをしています。「だるかったり、肩こりとかは、普通の人にもあるよ。」「病は気から」などよく言われますが、
それは、うつ病ではない人ができることで、実はうつ病の方が一番わかっていると思います。
それを、実践し、実際に思うようでできないからです。うつ病の方は、「なんとかしたい」と思い、「なんとかしょう」としていますがうまくできないのです。
それを周りの方に理解をしてもらいたいと思うし、理解してもらえないと、
自分の言っていうことは、ただの「戯言」だと思ってしまいます。実際に「うつ病」になったことがある人しか、この病気の辛さを分からないと思いますが、
うつ病は、非常に辛い病気であることを理解してもらいたいです。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
