うつ病は回復したと思った時が怖い

昔、通院を繰り返して改善されたと自負している知人がいたのですが、その人は周りから見てもとても繊細で、
少しでも敏感な話題に触れれば人ではなく自分を傷つけてしまうほど、壊れやすく危うい部分をはっきりと露出させていました。

かといって知り合い程度の他人から通院を強要できるわけもなく、やんわりと促す程度のことしかできませんでした。
優しい言葉をかけても「大丈夫」「病気じゃないから」とつっぱね、しかしその言葉とは裏腹に行動は陰鬱な方向へ。

仕事をする意欲には満ち溢れてはいるものの、勢いが良すぎるのか空元気なのか長くは続かず、
今では完全に自宅にひきこもってしまっているようです。

私は自分自身もうつを経験していますが、やはり治癒したと感じた時に油断してしまうせいか、更なる壁にぶち当たった時の
衝撃が半端ではありません。

こんなことにならないように、彼女にはこれから自分を見つめる心をゆっくりとでいいので持ってほしいと願っています。

※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。

※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.