ご無沙汰してしまいましたが、
久しぶりに書くネタが出来て来たので、
また少しずつ投稿していきたいと思います。タイトルの「うつ病は小言で治せ」ですが、
これもうつ病(双極性障害)の妻を見ていて思った事です。出会った頃で、まだ普通のうつ病と診断されていた時に比べ、
正式に双極性障害と診断、治療をし始めてから
少なくとも夫である私の目には波はあるにせよ、
良くなって来てると言えます。そこで、妻の変化に気付いたのが言動です。
もともと、男兄弟で育った私は、
そんなに言葉遣いが上品ではなく、妻も上品とは言わないですが、
あまり何かに対して「ボケ」とか「死ね」とか
そういった類いの言葉は使っていませんでした。うつ病になった原因の1つである
妻の親がそのように躾けたのもあるのですが、
私のような人間は、何かムカつくことがあった時には、
「ムカついた対象」に対して、何らかの小言を言ったりする方で、
もちろん、面と向かって言うと角が立つので、
心の中で言ったりしています。子供の頃、親や先生に怒られていた時も、
「反省しているふり」をどうすれば出せるかを
考えていたような人間で、それを妻に話した時には、
単純に驚かれました。で、話は戻りますが、
「小言」を言う時って、何かしらストレスを感じた時だと思いますが、
それを口(または心の中)から外に出す事で、発散しているんですよね。うつ病の妻を身近で見ていて、よくうつ病の人がどう考えているかなどの
心理テストの結果を見ても、妻はあまり「小言」を言うような人間ではなかったのです。しかし、良いのか悪いのか、
私と出会い結婚して一緒に生活するようになってから、
長いうつ病との闘病生活の中で、はじめはオブラートに包みながら
諭していた私の言葉使いも、徐々に男兄弟に話すような口ぶりになり、
それが妻に染ったのか、良くなって来たと思い始めた頃から
何かストレスを感じた時には、「小言」を言うようになったのです。始めは「小言」を言う事に対しても、抵抗を感じていたようですが、
その小さな変化というか、ギャップが私的に面白く、
そして妻の親からの脱皮という意味もあり、
どんどん勧めていくと、今度はあまり口答えしなかった
妻の親に対しても面と向かって反論できるようになったのです。妻自身もようやく自分で考えはじめ、
自分の意志で妻の親や私に対しても、
嫌な事は嫌と言えるようになり、ストレスを溜めない性格に
なってきたのかなと思います。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
