60代の母に一生付き合っていかないといけない病気がみつかった頃から、原因不明の痛みに悩まされるようになった。
激痛ではなく、不快感のような痛みが続く。精密検査をしてもどこにも異常はみつからないのに毎日不快感を訴え、次第に食事のメニューを考えることができなくなったり、不眠に悩まされるようになったため近所の精神科を受診。うつ病から痛みを発症することもあるということで、睡眠導入剤と抗うつ剤を処方していただいた。
同じく60代で食事は作ったことのないような父と二人暮らしだったが、近くに住む家庭をもつ娘が食事を作成するなどプレッシャーに感じることをしなくていいようにサポートし続けた。痛みは、薬を飲み始めて半年を過ぎたころから徐々に感じなくなり、1年たった頃からは抗うつ剤をストップ。ストップしても痛みを感じないようになった。現在、精神科を受診しはじめて3年半になるが、週末は食事をメニューを考え・作ることも可能で、睡眠導入剤を少しずつ減らしていくことを目標に前向きに通院している。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
