8年間働いていた会社は、
やったらやった分だけお給料が上がる会社でした。
残業も多くパソコンと一日中向き合っていました。頑張らなくてはいけない、私がやらなければいけない、
何かに憑りつかれているように、毎日毎日働きました。女性が多い職場だったので、人間関係もギクシャクしていたし、
それもストレスになったのか、ある日突然体の異変を感じました。自分が自分ではない感覚、自殺願望、手の震え、
食べても食べても太らない、一番酷い症状はめまいでした。
結果仕事が出来なくなり、退職しました。自分の症状がうつ病かもしれないと感じたので、
退職後精神科を受診。すぐに大量の薬を処方されました。
それが私の薬漬けの始まりでした。飲めばよくなると思っていました。しかし一向に改善されません。
ある日、自分の足が人の足のような違和感に襲われ、
体のコントロールがきかなくなりました。
うめき声を出しながらクリニックへ行きました。落ち着かせる為なのか点滴を打ちました。落ち着きはしましたが、
このような出来事はしばらくなくなることはなかったです。
何度も症状が出ては点滴の繰り返しでした。またある日同じ症状が出ました。
私はついにクリニックから処方された大量の薬、
家にあった頭痛薬など全てを飲み干して自殺を図りました。それで死ねるはずもないのですが、精神状態が本当に最悪だったのだと思います。
たまたま両親に気づいてもらい、総合病院に救急搬送、助けていただきました。その総合病院の精神科で優秀な先生に出会う事が出来、
私は今うつ病を克服しています。もしかしたら、私はうつ病の一歩手前だったのかもしれません。
薬によってうつ病になったと思っています。実際に総合病院の先生からは一切薬は処方されていません。
この薬の量はあり得ないともおっしゃっていました。薬を飲まずにとにかくゆっくり暮らしました。
話を聞いてくれる家族、友人、先生に支えられ回復に向かいました。話を聞いてくれる先生を選んでください。
むやみに薬だけを処方する先生は避けて欲しい。私は不幸中の幸いで薬を大量摂取する事で、
クリニックから出る事が出来、今はこうして元気に過ごしています。うつ病は診断が難しいのかもしれない、と強く思っています。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
