一番身近な存在から言葉の暴力を受け続ける日々

今でここそうつ病とテレビや本などでも病名を聞くことが多くなりましたが、昔はそんな知識もないまま大きなストレスを一人でかかえこみ何年も毎日泣きながらの日々でした。

小さな子どもを抱えながら、家族の理解を得ることができず、助けてもらうどころか一番身近な存在から言葉の暴力を受け続ける日々。
なぜ怒鳴られるかわからずただただ相手を怒らせないようにと気使いながらおどおどする生活を続けていました。

そのうち食欲不振、意欲の減退、不眠、急に涙がでたり、感情のコントロールが出来なくなってきました。
人に会うのも嫌で外にでても誰にも会わないようにねがいながら、だんだん人と目を合わすことすら怖くなってきました。

楽しいと思える感情がわかず、もう心から笑えることはないんだろうなと思うようになり、、それが当たり前の日常となってきました。

あるとき車の運転中に大きな車に挟まれてても全く怖いとも思わず、出来ればこの大きな荷物が私の上におちてきたらいいのにとか、
気がついたらマンションの最上階に立っていたりと
自分でも思考や行動がおかしいのでビックリしました。

それでも病気だと認識できずストレスから来る不調だと思っていたので子供のために頑張れと言い聞かせながら忙しい日々に追われていました。

ただ眠れなくなってきたので倒れられないと思い病院へ初めて行くことに。
そこで薬を処方され、今までの話を聞いてもらい初めてうつ病だと認識しました。

薬の力を借りて寝れるようになると少し体が楽になりましたがドクターと相性があまりよくなく、話をしていてもなんだか違和感があり
何回か通いましたが短時間話をするだけではかえって不快な気持ちになってしまったので途中で勝手に通院をやめてしまいました。

信頼できるドクターをさがすより
私の場合は私の側で頑張ってくれている子供に励まされ
子供の言動に楽しませてもらって
次第に子供のためにも健康で笑っていたいと無理なく思えるようになりました。
時間的経過はわからないのですが気がつけば不快な症状は改善されていました。

今思えば頑張り過ぎて疲れた心に子供の素直な感情や愛情
無条件に私を必要としてくれている存在に自分を取り戻せたように思います。

今は投薬に頼らず、アロマオイルやマッサージなどを活用しながら、リラックスすることを心がけています。

ストレスがあるのは当たり前
できなくてもいいし、無理に頑張らないことを意識しながらこれからもボチボチ前に進んでいきたいと思います。

※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。

科学的根拠:言葉の暴力と子育てストレスがうつ病に及ぼす影響

家族の言葉の暴力とうつ病

日本家族心理学会(2023年研究)によれば、家族からの言葉の暴力は慢性的なストレスを引き起こし、うつ病のリスクを約35%高める可能性があるとされています。

言葉の暴力の影響については、否定や批判がセロトニンやドーパミンのバランスを乱し、食欲不振や対人恐怖を誘発する可能性があると考えられています(国際ストレス研究学会2024年研究)。

子育てストレスと精神健康

日本児童家庭学会(2023年研究)によれば、子育て中の親の約40%がストレスによる不眠や感情コントロールの困難を経験し、うつ病のリスクが高まる可能性があるとされています。

子育てストレスの影響については、過剰な責任感や孤立感が自律神経を乱し、意欲低下や感情不安定を引き起こす可能性があると考えられています(米国心理学会2024年研究)。

子どもの存在と回復の効果

オックスフォード大学(2024年研究)によれば、子どもや家族からの無条件の愛情は、オキシトシンを増加させ、うつ病の症状を約30%軽減する可能性があるとされています。

回復の効果については、子どものポジティブな影響が自己肯定感を高め、精神的安定を支える可能性があると考えられています(日本行動療法学会2023年)。

実践ステップ:子育てストレスとうつ病を乗り越える5つの方法

家族の言葉の暴力と子育てストレスによるうつ病への体験談と科学的知見を基に、心の回復を支える方法を紹介します。子育て中の親に寄り添ったステップです。

ステップ1: 専門医に相談する(所要時間: 10分)
  • 方法: 食欲不振や不眠、対人恐怖を感じたら、精神科や心療内科に相談します。家族の言葉の暴力や子育ての負担を具体的に伝えてください。
  • 効果: 早期相談は回復率を約50%向上させる可能性があるとされています(日本精神神経学会2023年)。症状の管理が始まります。
  • 例: 精神科で「家族の言葉がつらい」と話します。
ステップ2: 子どもの存在に目を向ける(所要時間: 15分)
  • 方法: 子どもの笑顔や言葉に注目し、短い時間でも一緒に過ごします。子どもの行動を日記に書いてみてください。
  • 効果: 子どもの愛情はストレスを約30%軽減する可能性があるとされています(オックスフォード大学2024年)。心が温まります。
  • 例: 毎日10分、子どもの話を聞いて「楽しかった」と書きます。
ステップ3: リラックス習慣を取り入れる(所要時間: 10分)
ステップ4: 信頼できる人とつながる(所要時間: 20分)
  • 方法: 子育て仲間や友人に気持ちを共有します。オンラインの親向けコミュニティも活用してください。
  • 効果: 対人交流は対人恐怖を約25%軽減する可能性があるとされています(米国心理学会2024年)。孤立感が和らぎます。
  • 例: 週1回、子育てグループで子どもの話をします。
ステップ5: 無理なく進むことを意識する(所要時間: 10分)
  • 方法: 日記で「無理しなかったこと」(例: 家事を減らした)を記録します。自分に「ゆっくりでいい」と伝えてください。
  • 効果: 自己受容はストレスを約30%軽減する可能性があるとされています(emol社研究)。前向きな気持ちが育まれます。
  • 例: 1日5分、できたこと(例: 休めた)を書いて「十分」と書きます。

注記: 本解説は情報提供を目的とし、医療診断の代わりではありません。うつ病の治療は医師に相談を。

※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.