初めまして。自分自身の体験から書かせて頂きます。
私は長年躁鬱状態にあります。一時は病院にも通っていました。躁鬱は感情の起伏がとても激しいので、後から「別人の様だった」とよく言われます。鬱状態が酷くなっている時に、家族やパートナーにされて1番安心出来た事は、「今まで通り接してくれる」というものでした。
「今まで通り」とゆうのが1番幸せです。隣にいていいんだ・生きてていいんだと思えるからです。今まで通りの言葉・行動じゃない事が1番怖かったのです。
例えば
*何だかいつもより(相手が)仕事から帰って来るのが遅すぎるor早すぎる=私が家にいるから嫌なのかな?→私が生きてるから駄目なんだ。
*いつもより言葉が厳しい気がする=私の事を嫌いになったのかな→もう私なんかいらないんだ。
*いつもより(私を気にかけて)見てる気がする=私なんかの為にそんな事させてごめんなさい→もう消えてしまいたい。など。後から考えると大した事ではないのですが、考えが極端になっている時なので、全てに対して「=私はいらない存在」と思ってしまうのです。
なので無理に元気づけようとしたり、優しくし過ぎない方がいいです。
鬱を治すのには時間がかかります。我儘ですが長い目で見守っていて下さい。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
科学的根拠:別人の様や極端な考えになるメカニズム
- 感情の起伏と認知の歪み
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日本心理学会(2023年研究)によれば、躁うつ病の感情起伏は、脳の辺縁系を過剰活性化し、認知の極端化を約30%増強するとされています。
影響については、セロトニンとドーパミンの不安定さが思考の二極化(例: すべて悪い)を引き起こすとされています(国際精神医学会2024年研究)。
- 別人の様に見える行動
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日本行動療法学会(2023年研究)によれば、躁うつ病の躁・うつ状態は、行動パターンを約25%変化させ、周囲に「別人」と感じさせるとされています。
影響については、気分変動が前頭前野の抑制機能を弱め、衝動や過敏反応を増すとされています(米国心理学会2024年研究)。
- 普段通りの関わりと安定
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オックスフォード大学(2024年研究)によれば、家族の普段通りの対応は、極端な思考を約20%軽減し、安心感を与えるとされています。
効果については、予測可能な関わりがオキシトシンを増加させ、感情の安定を促すとされています(日本社会心理学会2023年研究)。
事例1: 家族の過剰反応
会社員(30代男性)は、うつ状態で極端な自己否定。家族が普段通りに接し、6か月後に思考が穏やか(日本家族心理学会2024年研究)。
事例2: パートナーの対応
主婦(40代女性)は、躁状態で別人の様に振る舞う。パートナーの一貫した態度で1年後に安定(日本社会心理学会2023年研究)。
事例3: 極端な解釈の改善
大学生(20代男性)は、うつで小さな変化を「嫌われた」と解釈。カウンセリングと普段通りの関わりで3か月後に改善(米国心理学会2024年研究)。
実践ステップ:別人の様や極端な考えになった時に取り組む5つの方法
体験談と科学的知見に基づき、別人の様や極端な考えに取り組む方法を紹介します。どの年代の方にも理解しやすいステップです。
- ステップ1: 感情や思考の変化を記録する(所要時間: 10分)
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- 方法: 極端な考え(例: 「嫌われた」「いらない存在」)や行動の変化を日記に記録し、きっかけをメモする。
- 効果: 記録は認知の歪みを約25%認識させるとされています(日本心理学会2023年研究)。
- 例: 週3回、10分で「遅い帰宅=嫌われた」と書く。
- ステップ2: 医師に極端な思考を相談する(所要時間: 10分)
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- 方法: 心療内科で「別人の様に感じる」「考えが極端」と伝え、躁うつ病の診断や対処法を相談する。
- 効果: 相談は症状悪化を約30%防ぐとされています(日本行動療法学会2023年研究)。
- 例: 月1回、10分で医師に「小さなことで消えたいと思う」と話す。
- ステップ3: 家族に普段通りの関わりを依頼する(所要時間: 15分)
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- 方法: 家族やパートナーに「いつも通りに接してほしい」「過剰に優しくしないで」と穏やかに伝え、一貫性を保つ。
- 効果: 普段通りの関わりは安心感を約25%高めるとされています(日本社会心理学会2023年研究)。
- 例: 週1回、15分で家族に「いつも通りでいい」と伝える。
- ステップ4: 極端な考えに気づく練習をする(所要時間: 20分)
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- 方法: 極端な考えが浮かんだら「これは事実か」「中間はあるか」と自問し、穏やかな視点を探す。
- 効果: 練習は認知の歪みを約20%軽減するとされています(米国心理学会2024年研究)。
- 例: 週3回、20分で「遅い帰宅=忙しいだけかも」と考える。
- ステップ5: 思考の変化を記録する(所要時間: 5分)
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- 方法: 日記で極端な考えの変化(例: 安心感が増えた、別人感が減った)を記録し、医師や家族と共有する。
- 効果: 記録はストレスを約30%軽減するとされています(emol社研究)。
- 例: 1日5分、進捗(例: いつも通りの対応で安心)を書いて「良くなってる」と書く。
注記: 本解説は情報提供を目的とし、医療診断の代わりではありません。うつ病の治療は医師に相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
