私の弟は20代前半でうつ病になりました。3年間引きこもっており、大学を中退しようか悩んでいました。
外に出るのは月数回程度で、若者が家の中だけで過ごすことで健康にも心配しました。そんな生活が続いた時に、親戚が弟の様子を心配して、自分が働いている職場にアルバイトしないかと
誘ってくれました。
弟は積極的に働きたいという気持ちはありませんでしたが、このままでもいられないと思ったのか週に二日
アルバイトに出るようになりました。外に出て人と関わる上で、少しづつ気持ちが外に向いてきました。
世の中には色々な人がいるということを学び、自分がその中でどう生きたいかを考えるきっかけになったようです。
家にいる時は相変わらず寝ていることが多かったですが、生活リズムは少しづつ整いました。そして半年後に正社員を目指して就職活動をして、今は働いています。
しんどくて仕方がない時には働くのを誘っても苦痛になりますが、少し回復してきた時期を見て後押しすることは
大事です。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
