私は、うつ病と自律神経失調症を患ったことがあります。
何をしても気が晴れず、人と会うのも嫌でした。
何で自分は生きているのだろう、何故生まれてきたのだろう、とばかり考えていました。
そんな悩みは誰にも相談できませんでした。
しかし、母は何かを察したようで、ものすごく心配してくれました。そして、私も堰を切ったように母の前で泣いてしまい、全て話しました。
母も、うつ病の経験があり、遺伝もあるかもしれないと自分を責めていました。そして、母が通っていた病院へ連れて行ってもらうことになりました。その病院の先生は、とても優しくて私の話を真剣に聞いてくれました。それだけでも、私の気は随分晴れました。
そして、治療用の薬と睡眠導入剤を処方してもらいました。やはり、薬の力は絶大で気分もスッキリしました。そして、母のためにも早く元気にならねばと、生きる目的が見つかったような気持ちになりました。
そんな母が、私のために猫を買ってきました。私は、猫が大好きなのですが、なかなか飼うという決断ができずにいました。母が元気付けるために、決断したのです。
猫と戯れていると、暗い気持ちも晴れました。動物にはセラピーの効果があると聞いたことがありますが、まさにその通りでした。
そんなこともあってか、私はすっかり元気になりました。しかし、症状が出ていた時はかなり辛かったです。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
