新型うつのせいで、普通のうつ病患者もそう思われてしまう怖さ

最近、新型うつという言葉でテレビなどで取り上げられて、

その症状として、休みの日は元気なのに、仕事になるとうつになる、

という紹介でした。

 

何が原因で新型うつになるのか分かりませんが、

普通のうつの人に比べて、少なくとも自分の好きな事を自由にできていて、

それが仕事(いやいやしてる事)になると、急にうつになるという症状は

うつ病の患者からすると、うつ病への理解を妨げるのではないかと思いました。

 

私は昔うつ病を煩い、長い期間をかけて何とか社会復帰し、

職場の仲のいい人にだけ、うつ病になっていた事を打ち明けています。

 

でも、新型うつのおかげで、今までは精神的苦痛や、過度のプレッシャーによって

うつ病になってしまった、という認識が新型うつの登場で、うつ病という病気自体が

何だか軽く見られてしまうのではないかと不安になってしまうのです。

そういう風に考えてしまう事自体、まだうつ病が完治していないのかもしれませんが、

うつ病で会社を休職、または退職されようとしている方は、きちんと説明しないと

新型うつ病だと誤解され、不要に傷つくような言い方をされるかもしれません。

 

※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。

※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.