私自身の経験ですが、私は軽度のうつをわずらっていました。
社会人になって、営業職についたのですが、それがうまく行かず、
体の調子を崩して退社、その後家にこもるような生活をしていました。とにかく家から出たくなくて、人と接することを拒否してしまい、
自分の殻のなかに閉じこもっていました。関わるのは家族だけ、閉じこもるしか出来ないような状態でした。
そんな時母が足ツボマッサージを知人にやってもらい、
それを見よう見まねで私にやってくれました。母は素人でそんなに強くもマッサージしなかったのですが、
とにかくある一点が強烈に痛かったのです。触っただけで飛び上がるような、
ただ、その後ものすごい睡魔が襲ってきてぐっすり眠りました。家にこもるようになってからまともにぐっすり眠ることが出来なかったので、
久々に快眠できたような感覚でした。その後、マッサージをというものに興味が出てきて
時々母に頼んでマッサージをしてもらいました。最初は足のマッサージだけだったのですが、
だんたんと背中や全身も頼むようになりました。リラックスして、その日は決まって快眠できました。
そのうち、自分より高齢の母にマッサージをしてもらってばかりなのもおかしいと思い始め
私が母にマッサージをするようになりました。全くの素人で何がツボなのかもわからないのですが、
肌と肌との触れあい、人と人とも触れあい、というものがマッサージにはあります。マッサージによる温もりを感じながら、だんだんと殻が壊れていき、
少しずつ家から出れるようになり、その後アルバイトを探して再び働き始めました。アルバイト先はマッサージサロンです。
心地よい香りに癒されています。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
