私がうつ病のため家族に迷惑をかけ始めたのは、
二十代に入ってからのことです。私は、両親と姉の四人家族。
両親は、共働きで、姉も長く会社勤めをしていました。私たち姉妹はいつも、比べられていたように思います。
姉はきれいでよく働き、私は容姿も悪く家でごろごろとばかりしていると。
働きたくなかったわけではなかったのです。うつ病だと、家族が認識し納得してくれるまでは
相当な時間がかかりました。やはり、家族に白い目で見られ続けていては、病気と向き合う体制にはなれないのです。
家族としても、葛藤はあると思います。五体満足にうまれ、健康に何の問題もない娘が
日がな一日家の中でごろごろとしているのですから。何年も、自宅で過ごしてきましたが、
本気で向き合うためにカウンセラーにお世話になり、
周りにも理解してもらえるような態勢作りを一緒にして頂きました。少しずつでは、ありましたが家族の目も変わって行きました。
そこからなのです。
やはり、専門家に相談し、家族とともに向き合わなければ
うつ病を克服することは難しかったでしょう。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
