今から5年前、うつ病みたいな症状になりました。
まさか自分がうつになるとは夢にも思ってなかったのですが、
母もそのような症状があり側でみていたので、
その大変さは分かっていたつもりでした。しかし実際自分がそのような状況になった時、
想像を絶する程の苦しみでした。そもそも私がうつ病を発症したきっかけは、更年期障害と母の死でした。
更年期障害は出る人もいれば全くない人もいると聞いていました。自分の場合は45を過ぎた頃から、時々強いめまいと動悸に襲われました。
初めはそれが更年期障害とは分からず、単なる疲れと思っていたのですが、
度々起こるので病院に行って検査をしたところ異常が見つかりませんでした。めまいが起きた時は血圧が少し高くなるのですが、
収まると元の血圧に戻りました。そんな状態が2,3ヶ月続いた後、母が急死したのです。
元々母は難病を持っていて父が介護に当たっていたのです。呼吸器が弱かったので、夕食の際食べ物を喉に詰まらせて
窒息死してしまったのです。突然の出来事だったので、心の準備も出来ないまま母を見送ることになりました。
それ以来仕事が手に着かず、人と会うのが嫌になり、部屋に引きこもるようになりました。そんな私を心配して友人や同僚が心配して部屋を訪問してくれ励ましてくれました。
私がうつ病を克服したのは、たまたまネットで調べて行った心療内科でした。その心療内科は病院らしくなく普通の一軒家みたいな作りでした。
また先生も看護師さんも白衣を着てなく、私の話をじっくり聞いてくれたのです。先生は「夜眠れますか?」という質問に「眠れません」と答えたら
「お酒飲めますか?」と言ったので「はい、飲めます」と言ったら、
「じゃあ、眠れない時はお酒を少し飲んで下さい」と言いました。お酒を勧めるドクターも珍しいなぁと思いつつ、
それ以来この克服法を活用しています。この心療内科にはその後は行ってませんが、
たまたま見つけたこの心療内科に今はとても感謝しています。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
