私の症状は、仕事をしていて、今までは耐えれていた事も耐えれなくなってきて、
笑うこともぎこちなくなってきて、イライラすることが増え、
ふいに悲しくもないのに涙が止まらなくなったり、
眠りにつくことに恐怖を感じる事が多くなって先輩に相談した時に、
鬱かもしれないね。と言われました。家族関係もうまくいっておらず、みんなが私に愚痴をこぼして、
自分自身の吐き出すところがないという状況で、
家にいても顔を合わせると自分の扉を閉めて、うわべで笑っているような感じでした。その時はまさか、自分が鬱になるなんてと思いましたが
本当に気分も体調も良くなかったので、思い切って一人で病院に行くことにしました。ネットで近くの精神科のある病院を探して、初診は話をゆっくりききたいので
必ず予約してくださいとの事だったので、予約した時間に病院へ行きました。精神科はどんな場所なんだろう、怖いという気持ちはありましたが、
行ってみると歯医者さんよりもリラックスできる雰囲気でした。時間予約のせいか、
待合室もあまり人と会わないので配慮されているなと感じました。診察では、病院に来ようと思ったきっかけ、
いつごろからどんな症状が出たか、気分が落ち込んだりする時の共通の状況があるか、
持病、家族構成を聞かれました。私は持病がありステロイドを長期服用していて、
持病の事で家族関係でも悩んでいて、
仕事の事でも悩んでいたので先生に言える範囲で聞いてもらいました。先生は、良く今まで頑張って耐えてたね。しんどかったでしょう。
今日勇気もって、ここまで来るのも大変だったんじゃない?と
気持ちに寄り添ってくれました。その言葉をかけてもらっただけで、
理解してくれる人がいるんだと涙が溢れて止まりませんでした。その時も、ゆっくりいっぱい泣いていいんだよと
声をかけてくれて落ちつくのを待っていてくれました。その時の診断は、ステロイドの長期服用による鬱症状かもしれないし、
ステロイド関係なく鬱症状なのかもしれない。という診断でした。お薬は、抗鬱剤2種類と精神安定剤1種類と睡眠導入剤をもらいました。
お薬に対しても、詳しく説明をしてくれて抗鬱剤は
24時間効いて眠気が微妙にあるということ。気分が悪くなったらすぐに中止すること。
精神安定剤も眠くなるけど、作用時間は短いということ。
眠れないときは、導入剤を飲んでゆっくり眠ろうといことでした。抗鬱剤の1種が私は、むかつきがあったので電話すると
ほかにも種類がいっぱいあるから身体に合うものを飲みましょう。
とすぐに変更してくれました。先生はもし、うちの病院が合わなかったら気にしないで
自分に合った病院にいけばいいんだよ。もちろんここがいいって言ってくれるなら、
うれしいけど今はワガママにしていい時なんだから、
気にしないで気持ちの楽な事をしようねと声をかけてくれました。薬を飲み始めて、最初の数日はむかつきと軽い眠気に
しんどいなと思うこともありましたが、
仕事も続けられて気分もかなり楽になりました。夜もしっかり眠れるので、眠ることって大切なんだなと痛感しました。
自分の体のしんどさも少しづづなくなってきて、
人の話を聞いてあげられるキャパも増えてきました。5年以上、元々の持病や家族のことで辛かったことが続いていたので、
こんなに自分に余裕が生まれるのなら
もっと早く受診しておけばよかったなと思っています。一般的に、精神科や心療内科と言うとあまり良くないと思われますが、
無理して笑っているよりもお薬を飲んだり、
理解ある人と話して気持ちも楽になって、元気になれるなら風邪をひいて、
内科にかかるのと同じじゃないのかなと思いました。本当に、もう何もかも嫌だと思ったこともありますが、
今は先生と体調と心の状況を相談しながら、順調に生活をして仕事もしています。私の場合は初診では、診察料で2千円程度。
薬代が2週間分で2千円程度だったと思います。
薬は、院外処方でジェネリック薬品も出ているものも多いので
継続して使用する場合は、ジェネリックを使うようにしています。病院にもよると思いますが、初診と薬代で7千円持っていけば十分足りると思います。
通院となると、薬も相談して処方してもらえば、飲む量にもよると思いますが薬だけでも
月2千から3千円とかではないかと思います。聞いてみると私の周りでも、病院に通っている子が意外と多くいました。
言ってなかったけど、実は通ってたという子が多かったです。私は知らずに、実は今通ってて気分すぐれないから遊べないと
ドタキャンした時に解かったことですが。案外みんな、行っているんだねと思って、安心しました。
会社では、連絡がいったりするのかなと思いましたが、
相談した先輩しかいまだに私が、鬱の薬を飲んでいることも、
病院に行っている事もしりません。ただ、不快に思うポイントを先輩に伝えたので
フォローしてもらっているような形です。詳しく聞くと、先輩も前職で鬱っぽくなったことがあったらしく
それを理由に今の会社に移ってきたそうです。もし可能であれば、余裕ができた時に
身近な人にクッションの役目を頼んでみるのもいいかもしれません。しんどい時は、自分の気持ちを優先して
ワガママになっていい時、頼っていい時なんですよ。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
