うつ病治療にはしっかりとした休養と運動が肝要

私は、2年ほど前、職場での上司によるパワハラと、
先輩や同僚との人間関係の不和により、うつ病になりました。
その当時、私は26歳で働き盛りでした。

一ヶ月休職しましたが、本格的に療養が必要という医師の判断のもと、
退職しました。

その後私は、北海道の実家へ戻り、本格的に療養をはじめました。
できるだけストレスの無い環境で療養することはうつ病の治療にとって大事なことです。

半年ほど療養し、除々に活動力を取り戻してきた私は、
図書館や書店などでうつ病に関する書籍を色々と読み、
その中で治療に有効そうな方法であった、「運動」をする習慣をつけることにしました。

最初は朝30分ほどかけて近所を散歩するところからはじめました。
私の経験からいうと、自分の体調に合わせて無理なく行うことが大事だと思います。

次に、市営の体育館に通い、ランニングをするようになりました。
初めのころはついついやりすぎてしまい、体調を損ねるということがあったのですが、
だんだんと「今自分はどれくらいのことができるのか」ということがわかってきたため、
体調を崩すということも少なくなりました。

午前中はそのようにして運動をし、午後からはしっかり休養をしていました。

今では毎朝スポーツジムに通い2時間ランニングをしています。

運動をすることのメリットは、減薬をする際に体力があると、スムーズに減薬ができるという点です。
私は、体力をつけたおかげで、最初、朝昼晩と飲んでいた薬を
今では朝の一度のみに減らすことができています。

まとめとして、
うつ病の治療で大事なことは、
まずしっかり休養すること。
無理をしないこと。
できる限りで生活の中に運動を取り入れること
であると思います。

※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。

※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.