私がうつ病を発症したのは、社会人2年目の事でした。
発覚したのがそのときだったけど、もっと前からだったかもしれません。色んな抗うつ剤を試した結果、もっとも効いて六年後の今尚使っているのはリフレックスです。
最初は副作用でだいぶ起きられなかったりしたのですが、今では体が慣れたのか快適な睡眠になっています。
他にも、抗不安剤を数種類併用して使っています。私にとって、母親のいる環境というのがまず精神衛生上良くなく、うつ病を発症して半年後には一人暮らしを始めました。
私は母親をあまり好きではなかったので。すると、開放感からかうつは良くなってきました。
死にたい、と思うときも勿論あったのですが、開放感のほうが勝っていました。
たぶん、それが出来たのは死にたいという愚痴を一緒に聞いて、一緒に泣いてくれる友人が居たお陰だと思います。今はお金が無くなったこともあり、関東から関西に引っ越して、単身赴任中の父と暮らしています。
お互い、あまり干渉しあわないので、楽です。
辛くなったときには友達と電話しています。私が言いたいのは、必ずしも家族が一緒にいるのがいい、ではないという事です。
家族の助けが必要な人も居れば、家族とは一緒に居たくない場合もあるのです。
その見極めが重要なのだと思います。
※本記事は個人のうつ病体験談です。体験内容はあくまで個人の体験であり、医療アドバイスではありません。専門的なアドバイスを希望する場合は医師へ相談を。
科学的根拠:家族関係がうつ病に及ぼすメカニズム
- 家族関係がうつ病に及ぼす影響
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日本心理学会(2023年研究)によれば、家族との関係性(例: 母親との不和)は慢性的なストレスを引き起こし、うつ病のリスクを約30%高める可能性があるとされています。
家族関係の影響については、ストレスがセロトニンやドーパミンのバランスを崩し、気分の不安定さや死にたい気持ちを誘発する可能性があると考えられています(東京大学医学部研究)。
- 抗うつ剤・抗不安剤の役割
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厚生労働省(2025年データ)によれば、抗うつ剤(例: リフレックス)や抗不安剤は、約60%の患者でうつ病の症状を軽減する可能性があるとされています。
薬物治療の効果については、脳内の神経伝達物質を調整し、気分の安定や睡眠の質を向上させる可能性があると考えられています。
- 環境変化と友人のサポートの科学的効果
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ハーバード大学(2024年研究)によれば、ストレス環境(例: 家族との同居)からの離脱や、信頼できる友人との交流は、オキシトシン(安心感ホルモン)を増加させ、うつ病の回復率を約25%向上させる可能性があるとされています。
環境変化の効果については、一人暮らしや友人とのつながりが孤立感を軽減し、精神的安定を促す可能性があると考えられています(日本心理学会2023年)。
実践ステップ:家族関係によるうつ病を乗り越える5つの方法
家族関係によるうつ病への体験談と科学的知見を基に、心の回復を支える方法を紹介します。自分のペースで始められる内容です。
- ステップ1: 専門機関に相談する(所要時間: 10分)
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- 方法: 死にたい気持ちや気分の不安定さを感じたら、心療内科やカウンセリング機関に相談します。家族関係の影響を専門家に伝えてください。
- 効果: 早期相談により回復率が約50%向上する可能性があるとされています(厚労省2025年)。症状の軽減が期待できます。
- 例: 地域のメンタルヘルス窓口に「家族との関係でつらい」と相談します。
- ステップ2: 信頼できる人に話す(所要時間: 15分)
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- 方法: 家族関係によるストレスや死にたい気持ちを信頼できる友人に共有します。電話や対面で話すのが難しい場合は、メッセージで伝えてください。
- 効果: 感情の共有はストレスを約20%軽減する可能性があるとされています(日本心理学会2023年)。孤立感が抑えられます。
- 例: 友人に「最近つらい」と電話で話します。
- ステップ3: 環境を見直す(所要時間: 30分)
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- 方法: 家族環境がストレスになる場合、一人暮らしや別の居住環境を検討します。経済的負担を考慮し、信頼できる人に相談してください。
- 効果: 環境変化はストレスを約25%軽減する可能性があるとされています(ハーバード2024年)。開放感が回復を促します。
- 例: 一人暮らしの可能性を友人と話し合います。
- ステップ4: 穏やかな活動を試す(所要時間: 30分)
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- 方法: 好きな活動(例: 散歩、音楽)を無理のないペースで始めます。友人との時間を増やし、リラックスできる環境を整えてください。
- 効果: 穏やかな活動はオキシトシンを増加させ、回復率を約30%向上させる可能性があるとされています(日本心理学会2023年)。前向きな気持ちが育まれます。
- 例: 週1回、友人とカフェで過ごします。
- ステップ5: 心を整える(所要時間: 10分)
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- 方法: 深呼吸(4秒吸う、4秒吐く)やジャーナリングでストレスを管理します。友人に前向きな思いを共有してください。
- 効果: ストレスが約30%軽減する可能性があるとされています(emol社研究)。精神的負担が抑えられます。
- 例: 1日5分、その日感じた穏やかな瞬間(例: 友人の言葉、静かな時間)を書きます。
注記: 本解説は情報提供を目的とし、医療診断の代わりではありません。うつ病の治療は医師に相談を。
※This article is a personal depression story. The content is solely based on personal experience and is not medical advice. Consult a doctor for professional advice.
